
桃の木満開する小さな村、のんびり平和な毎日を過ごす村人。それは桃源郷という村。
レイヴンロフト、その霧の中で新たな次元界が現れた。冒険者たちは探偵アランの依頼でその次元界を破壊しに行く。目当ては次元界を維持する莫大なエネルギーを持っている琥珀。
次元界に到着時点でその生意気な使い魔のショちゃんの震えてるぶりがすでにここがどれほど危ないことが分かる。
「なんというか…お前と最初に出会ったあのダンジョンより何倍も危ないところだ」
村に入って色んな人と話しかけることで違和感が見つけた。有名人(役あり)以外のモブと会話するとセリフ用意してない様子でガバガバアドリブになってしまう。まさか、この世界の全てが「演劇」で、村人全員「役者」!?
PCがお互いから離れすぎると世界が暗転することと、インビスしたショちゃんを見えてるらしい酒場の歌姫とこの桃源郷に住み込んでる元旅行者の浮浪人。
本屋さんの持つ書簡をショちゃんに盗ませたらショちゃんとの繋がりが急に切られた!それは触ったら中へ吸い込まれる湖の絵!その上に「黄衣の王」を謳歌する詩が書かれている。
これら全ての意味を理解したPCたちは湖から村へとかいる時に、既に村は火の海。村中には武器を構って狂ったように斬り合う村人。燃える村舎の壁に塗ったイエローサイン。
「これはなんとかコサのあれのまんまやー」
とツッコミをする所に、PCたちは「歌姫役」の「霧の灯台」というPCたちと敵対する冒険団のメンバーの、アカシアの居場所へ突き止めた。
「やっと私たちまで来てくれたね。さー劇のクライマックスへ」